youtube fund_beginer fund_search fund_look

金融・経済ニュース

豪ドル週間場況=米中の政治経済動向などに注意

2018-04-09 16:41:00.0

豪ドル高・円安 82.16円(+0.55円)

 2−6日の豪ドル・円は上昇した。週初2日は米中貿易戦争への懸念が再燃し、リスクオフムードから豪ドル・円は軟化した。3日は日経平均株価の下げ渋り、米株高を受けドル・円が上昇する動きにツレ高となった。RBA(豪準備銀行)理事会で政策金利の据え置きを決定したが、声明文に新味はなく為替への反応は限定的だった。4日、豪2月小売売上高が市場予想を上回り豪ドル買いが先行。米中貿易戦争への懸念が後退したことも豪ドル・円の上伸につながった。5日は豪2月貿易収支が市場予想を上回る黒字となったものの、2月の黒字幅が下方修正され、豪ドルの上値は重たかった。6日序盤、前日にトランプ米大統領がUSTR(米通商代表部)に中国からの輸入品に追加関税を検討するよう指示したと報じられたことを受けリスク回避の円買いが先行。一巡後、豪ドル・円は切り返したが、ムニューシン米財務長官が米中貿易戦争の可能性を示唆すると、豪ドル・円は再び軟化した。

 債券市場では、短期債利回り、長期債利回りともに上昇した。米高官らの発言から米中貿易戦争が回避されるとの観測が強まり、米金利が上昇。豪債券利回りもツレ高となる場面があった。2年債利回りは前週末の2.01%から2.03%に上昇、10年債利回りは2.60%から2.66%に上昇して越週した。

 9−13日の豪ドル・円は米中の動向に左右される展開か。足元は米中貿易戦争への懸念がくすぶり、不透明感が残る。今週は主要な豪経済指標がなく、米中の関税をめぐる動向や3月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録、米3月CPI(消費者物価指数)、中国3月貿易収支などの内容には注意したい。
提供:モーニングスター社