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ユーロ週間場況=ユーロ・円、米中貿易摩擦懸念に左右される展開か
2018-04-09 16:40:00.0
ユーロ高・円安 131.32円(+0.35円)
2−6日のユーロ・円は上昇した。週初2日は、米中間の貿易戦争のリスクが意識される中、米株式の下落を受けてユーロ・円も軟調に推移した。3日は、欧州株が堅調だったことに加え、米株式も上昇したことから、ユーロ・円には買戻しが入った。4日は、ドル・円の上昇に歩調を合わせ、ユーロ・円も買いが優勢だった。5日は、一部経済指標が低調だったものの、ドル・円の上昇とともに、ユーロ買い・円売りが優勢となった。6日は、ムニューシン米財務長官が貿易戦争の可能性に言及し、ユーロ・円は下落した。
債券市場で、短期債利回りは上昇した一方、長期債利回りは横ばいとなった。一部経済指標が市場予想を下ブレしたものの、米中間の貿易戦争への懸念が後退する場面があり、独長期金利はもみ合った。独2年債利回りは前週末のマイナス0.60%からマイナス0.59%に上昇した一方、独10年債利回りは前週末の0.50%から横ばいで越週した。
9−13日のユーロ・円は、米中間の貿易摩擦懸念に左右される展開か。トランプ米大統領が中国の知的財産侵害に対する制裁関税をめぐり「知財で取引は成立するだろう」との見通しを示すなど、トランプ大統領と中国の反応に為替相場が影響される展開が続きそうだ。一方、ユーロ圏の経済指標については、市場予想を下ブレするものが目立っており、ユーロ・円の上値を抑える要因として意識される可能性もある。
提供:モーニングスター社




