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金融・経済ニュース

RBA、政策金利を1.50%に据え置き−17会合連続

2018-03-06 15:13:00.0

<チェックポイント>
●18年の経済成長率は前年を上回ると予測

●引き続き家計消費が景気下振れリスクと指摘

●輸出が景気をけん引するとの見方示す




 豪準備銀行(RBA)は6日の理事会で、政策金利であるオフィシャルキャッシュレート(OCR、銀行間取引で使われる翌日物貸出金利)を過去最低水準である1.50%に据え置くことを決めた。据え置きは予想通り。16年9月の会合からこれで17会合連続の現状維持となる。

 会合後に発表した声明文では、「18年の豪経済は前年よりも伸びが加速する」との見方を示したが、経済見通しの不安定要因の一つに家計消費をあげ、「家計収入の伸びは緩やかで、家計債務は高水準にある」とし、前回2月会合時と同様、家計消費が景気下ブレリスクになるとの見方を示した。一方、「今後数年間のGDP伸び率は平均で3%増をやや上回るペースで拡大」との文言を削除し、新たに「輸出は17年末に一時的に弱まったが、(18年は)さらに拡大する」と輸出が景気をけん引するとの見方を示した。

 雇用市場の見通しについては、前回会合時と同様に、「賃金の伸びは弱く、しばらくこうした状況が続く可能性が高い。賃金の上昇率は谷に入ったように思われる」とし、賃金の上昇ペースに懸念を示した。

 インフレの見通しについても、前回会合と同様にインフレ率の低さを指摘したが、「経済が強まるに連れて徐々にゆっくりとしたペースで伸びが加速していく。18年に2%上昇をやや超えると予想している」とした。

 また、今回の声明文でも豪ドル相場の上昇が輸入物価を抑制し、輸出業者にとって逆風となるとの懸念を示した。前回会合時と同様に、「豪ドル相場の上昇が進めば、景気回復やインフレ上昇ペースが予測より遅くなる」とした上で、「今後数年間は豪州の貿易は低下していく」との見方を示した。

 次回会合は4月3日に開かれる予定。

提供:モーニングスター社