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米17年12月S&PコアロジックCS住宅価格指数、13カ月連続で過去最高更新
2018-02-28 09:31:00.0
<チェックポイント>
●月全米住宅価格指数、前年比6.3%上昇に加速
●主要20都市圏、前年比6.3%上昇―11月から0.1ポイント鈍化
●インフレ率の3倍の速さで住宅価格が上昇―専門家の見方
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が27日発表した17年12月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前年比6.3%上昇(11月は6.1%上昇)の196.23と、13カ月連続で過去最高となった。
住宅価格が上昇しているのは、17年ぶりの低失業率や賃金上昇などを背景に住宅購入需要が強い一方で、依然として住宅供給が少ないためだ。短期的な動きをみると、前月比は0.2%上昇と、11月の0.2%上昇のあともさらに伸びたのは懸念材料だ。
市場の注目度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は204.45と、06年7月のピーク(206.52)に近い高水準が続いている。月ごとの急変動や季節要因を無視できる前年比は6.3%上昇となり市場予想と一致。11月の6.4%上昇からは鈍化した。
一方、主要10都市圏の価格指数(季節調整前)は前年比6.0%上昇の218.41と、伸び率は11月から横ばいだったが、10月の5.9%上昇や9月の5.7%上昇、8月の5.2%上昇を上回り、06年6月のピーク(226.29)に近い高水準が続いている。
今後の住宅価格の見通しについて、S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数委員会委員長であるデービッド・ブリッザー氏は声明文で、「主要20都市圏の住宅価格は世界的な金融危機時の安値水準から62%上昇したが、同じ期間でインフレ率は12.4%上昇した。
また、全米住宅価格は12年安値から6年間で38%上昇した。これは年率5.3%上昇でインフレ率の年率1.3%上昇の3倍の速さで、住宅価格の高値が続いている」と指摘。その一方で、「ここ数カ月、中古住宅市場は昨年12月と1月のデータをみると、販売が減少している。新築住宅も同様だ。住宅販売の回復が今後も遅れるのかどうかの判断はまだ尚早だが、それが事実となれば、18年暮れごろには住宅価格の上昇ペースが緩やかになる可能性がある」との見方を示した。住宅価格の動向は2月以降の中古・新築住宅の回復ペースを見守る必要がありそうだ。
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提供:モーニングスター社




