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金融・経済ニュース

米1月雇用統計、非農業部門雇用者数は前月比20万人増(1)―平均時給は前年比2.9%上昇

2018-02-05 11:20:00.0

<チェックポイント>
●非農業部門雇用者数は予想上ブレ

●平均時給は8年ぶりの高い伸び

●失業率は4カ月連続で4.1%

 米労働省が2日発表した1月雇用統計の非農業部門雇用者数(季節調整済み)は、前月比20万人増と、市場予想の18万人増を上回った。失業率は前月の4.1%と変わらず、市場予想と一致。平均時給は前月比で0.3%増と市場予想と一致したが、前年比では2.9%上昇と市場予想の2.6%増を上回り、09年6月以来8年ぶりの高い伸びとなった。

 雇用者数の過去3カ月の改定値をみると、17年12月が前回発表時の前月比14万8000人増から16万人増に上方改定。11月は25万2000人増から21万6000人増に下方改定されたが、10月は21万1000人増から27万1000人増へと大幅に上方改定された。結果、10−12月の3カ月間で計3万6000人の上方改定となった。

 中長期のトレンドをみると、過去3カ月間(17年11月−18年1月)の月平均は19万2000人増だった。前回17年12月雇用統計時点の21万6000人増を11%下回ったが、これは今回の発表で17年10月の数値が6万人も上方改定されたためで、17年(217万人増)の月平均18万1000人増のペースを上回り、16年(234万人増)の月平均19万5000人増とほぼ並んでいる。景気回復が持続安定的に進むために必要といわれる15万人増を上回っており、今後、労働市場への参加者数の増大を十分吸収できるほど堅調が続いているといえる。

 雇用者数の内訳は、民間部門が前月比19万6000人増と、12月の16万6000人増(前回発表時14万6000人増)や市場予想の同17万5000人増を大幅に上回った。製造業と専門・ビジネスサービス業、教育・健康サービス業の伸びは鈍化したが、建設業とサービス業、なかでも小売業は伸びが加速したことで全体の雇用者数が押し上げられた。建設業は強い住宅購入需要による堅調な住宅市場を反映して拡大が続いている。また、政府部門は同4000人増と、12月の同6000人減(前回発表時2000人増)から増加に転じ全体の雇用者数を押し上げた。
(2)へつづく

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社