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金融・経済ニュース

米17年11月S&PコアロジックCS住宅価格指数、12カ月連続で過去最高更新

2018-01-31 10:10:00.0

<チェックポイント>
●全米住宅価格指数、前年比6.2%上昇に加速

●主要20都市圏価格指数、市場予想を上回る

●住宅供給不足が価格上昇率加速の主因―専門家の見方

 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が30日発表した17年11月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前年比6.2%上昇(10月は6.1%上昇)の195.94と、12カ月連続で過去最高となった。

 住宅価格が上昇しているのは、17年ぶりの低失業率(4.1%)や賃金上昇に加えて住宅ローン金利が年率4%未満の低水準にあることから住宅購入需要が根強い一方で、住宅供給が少ないためだ。短期的な動きをみると、前月比は0.2%上昇と、10月の0.1%上昇を上回り加速に転じたのは懸念材料だ。

 市場の注目度が高い主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は204.21と、06年7月のピーク(206.52)に近い高水準が続いている。月ごとの急変動や季節要因を無視できる前年比は6.4%上昇となり、市場予想の6.3%上昇を上回った。10月の6.3%上昇からも伸びが加速し、14年7月(6.7%上昇)以来3年4カ月ぶりの大幅上昇が続いている。

 主要10都市圏の価格指数(季節調整前)は前年比6.1%上昇の218.21と、10月の5.9%上昇や9月の5.7%上昇、8月の5.2%上昇を上回り、06年6月のピーク(226.29)に近い高水準を維持している。

 S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数委員会委員長であるデービッド・ブリッザー氏は今後の住宅価格の見通しについて、「住宅価格はインフレ率の3倍の速さで上昇が続いている」とした上で、「賃金上昇率の弱い伸びや人口増加率が低いことを考えると、住宅購入需要は住宅価格の上昇の主要な要因ではない。やはり、十分な住宅供給がないため、住宅価格がかなり高い伸びでインフレ率を上回り続けている」と述べ、住宅供給不足が解消しない限り、住宅価格の加速傾向は変わらないと指摘している。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社