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米11月小売売上高、前月比0.8%増―市場予想上回る
2017-12-15 09:36:00.0
<チェックポイント>
●年末商戦期入りで伸び加速
●自動車・同部品を除く全てのカテゴリーが伸びる
●市場は年末商戦の本格化で12月も強い結果と期待
米商務省が14日発表した11月小売売上高(季節・営業日調整後)は速報値ベースで前月比0.8%増の4927億ドルと市場予想の0.3%増を上回った。
過去2カ月分は9月が1.9%増から2.0%増に、10月は0.2%増から同0.5%増にそれぞれ上方改定。前年比では11月が5.8%増となり、10月の4.9%増(改定前4.6%増)を上回った。この結果、9−11月期も前年比5.2%増と、伸びが加速した。
11月は年末商戦期に入り消費需要が急速に高まっており、自動車・同部品の前月比0.2%減(10月は1.2%増)を除く全てのカテゴリーで高い伸びを示した。ガソリンスタンドは2.8%増(0.3%増)、オンライン小売は2.5%増(0.4%減)、家電ストアは2.1%増(1.2%増)、建築資材・園芸は1.2%増(0.1%減)、家具ストアは1.2%増(1.8%増)、百貨店は0.3%増(0.4%増)など。また、大幅な値引き販売で11月コアCPI(消費者物価指数)の伸びを抑制する要因の一つとなったアパレルも同0.7%増と、10月の同0.7%増に続いて2カ月連続でプラスの伸びを維持した。
今回の統計では、全体の小売売上高から低迷した自動車・同部品を除くと、前月比1.0%増と、10月の0.4%増の2倍以上の高い伸びとなった。また、月毎に変動が激しいガソリンスタンドや自動車・同部品、建築資材、飲食レストランを除いた、いわゆるコア小売売上高(コントロール・グループ)も0.8%増と、10月の0.4%増から伸びが急加速し、市場予想の0.4%増を上回っている。
コア小売売上高はGDP(国内総生産)を構成する個人消費支出の財支出に組み込まれる重要な指標となっている。7−9月期GDPのうち、個人消費は前期比年率2.3%増にとどまったが、今回の11月小売売上高が堅調となったことで10−12月期GDPの個人消費の伸びが押し上げられる見通しとなった。
雇用市場が依然として堅調なことから、市場では年末商戦が本格化する12月の小売売上高も強い結果が出るとの楽観的な見方が多い。
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