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金融・経済ニュース

米9月S&PコアロジックCS住宅価格指数、前年比6.2%上昇―10カ月連続で過去最高

2017-11-29 09:44:00.0

 <チェックポイント>
●一戸建て中古住宅価格の上昇基調続く

●主要20都市圏価格指数、前年比6.2%上昇に加速

●「住宅価格の値ごろ感のなさが米住宅市場の唯一の懸念材料」との声も

 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が28日発表した9月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(季節調整前)は、一戸建て中古住宅の価格動向を示す総合指数である全米住宅価格指数が前年比6.2%上昇(8月は5.9%上昇)の195.51となり、10カ月連続で過去最高を更新した。

 また、サブ指数である9月の主要20都市圏の価格指数(季節調整前)は203.5と06年7月のピーク(206.52)に近い高水準が続いた。季節要因を無視できる前年比は6.2%上昇となり、8月の5.8%上昇や7月の5.8%上昇から伸びが加速。依然として3年ぶりの大幅上昇が続いている。

 一方、主要10都市圏の価格指数(季節調整前)は前年比5.7%上昇の217.27と、8月の5.2%上昇や7月の5.2%上昇、6月の4.9%上昇を上回り、依然として06年6月のピーク(226.29)に近い高水準が続いている。

 主要20都市圏と10都市圏の価格指数はいずれも12年3月の底値から約50%上昇しており、バブル期の06年のピークをわずか1.5−4.0%下回る水準にまで上昇してきている。住宅価格の上昇ペースは勤労者世帯の1時間当たり賃金の伸びの2倍超となっていることから、市場では一部に住宅バブル再来の兆候が見え始めたとの見方があるが、現在の住宅価格上昇は住宅バブル期(2000−06年)とは異なり、深刻な住宅供給不足が原因となっている。

 今後の住宅価格の見通しについて、S&P500指数を運営している米S&Pダウジョーンズ・インデックスのマネージング・ディレクター兼指数委員会委員長であるデービッド・ブリッザー氏は今回の統計発表後の声明文で、「多くの指標が住宅価格は今後、一段と上昇率が加速していくことを示している。家賃や住宅価格は上昇し続けており、購入選択権付き賃貸の比率も安定している。30年固定住宅ローン金利や中古住宅の在庫水準は低い一方、賃金は3%以上のペースで上昇している。ただ、住宅価格に値ごろ感がなく、住宅市場を狭き門にしている」と指摘する。

<関連銘柄>
 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、
 SPD500<1557>、国際VX中先<1561>、iS米超大型<1587>、
 iS米小型<1588>、iS米高配当<1589>、iS米リート<1590>、
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提供:モーニングスター社