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金融・経済ニュース

RBA、政策金利を1.50%に据え置き―低金利継続で豪経済下支え

2017-11-07 14:31:00.0

<チェックポイント>
●豪GDP見通し―数年間で平均3%成長

●伸び悩む家計収入―家計債務は高水準

●賃金の伸びは依然として弱い状態続く可能性が高い




 RBA(豪準備銀行)は7日の理事会で、政策金利であるオフィシャルキャッシュレート(OCR、銀行間取引で使われる翌日物貸出金利)を市場の予想通り過去最低水準である1.50%に据え置くことを決めた。16年9月に据え置きに転じて以降、これで14会合連続の現状維持となる。

 RBAは会合後に発表した声明文で、景気の先行きについて、「オーストラリアのGDP伸び率は今後数年間でおよそ平均3%増になることが予想される」との見解を示した。ただ、「経済成長にとっての先行き不透明となっているのは家計消費だ。家計収入の伸びが鈍化しており、家計債務も高水準となっている」と前回10月会合と同様、景気の先行き懸念にも言及している。

 雇用市場の見通しについては、前回会合時とほぼ同様に、「雇用市場は引き続き強くなっている。雇用は全国的に拡大しており、労働市場への参加者も増大している。今後もさまざまな先行指標は雇用の拡大が続くことを示している」とした。しかし、「賃金の伸びは依然として弱く、しばらくこうした状況が続く」と懸念を示した。

 インフレの見通しについても前回と同様、「インフレ率は依然として低い。CPI(消費者物価指数)はコア指数とともに2%上昇をやや下回っており、インフレはしばらく低い水準で推移する可能性が高い。今後についても、経済が強まるにつれて徐々にゆっくりとしたペースで伸びが加速していくという見通しに変わりはない」とした。

 その上で、前回と同様に、「低金利はオーストラリア経済を引き続き下支えしていく。こうしたさまざまな判断材料に基づいて、RBAは金融政策を現状のまま維持することが、経済成長を持続的に安定させ、やがてインフレ目標を達成することに役立つと判断した」と述べている。

 次回会合は12月5日に開かれる予定。

提供:モーニングスター社