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金融・経済ニュース

中国大手ビットコイン取引所、9月末で取引停止へ―ビットコイン一時急落も値を戻す

2017-09-19 08:42:00.0

 インターネット上で取引が可能な仮想通貨ビットコインの中国の大手取引所であるBTCチャイナ(BTCC)とヴィアBTC(ViaBTC)は15日、中国政府がビットコインなど仮想通貨(トークン)による資金調達を違法な金融活動として禁止する決定を発表したことを受けて、9月末までに全ての取引を停止し、取引所も閉鎖する方針を明らかにした。

 中国人民銀行と政府の金融関係当局は4日、ビットコインがマネーロンダリング(資金洗浄)に利用されているとして仮想通貨の規制強化に乗り出し、その第1弾として新たな仮想通貨を設定して資金調達するICO(新規仮想通貨公開)の禁止やトークンの取引所の管理強化などの措置を発表していた。

 これを受けて、ビットコインの対ドル相場は一時8月初め以来の安値となる1ビットコイン=2951.15ドルにまで急落した。夕方にかけて3641.47ドルにまで値を戻したが、足元の1週間で約14.7%安となった。

 ビットコイン相場が後場に急回復した点について市場関係者は、「BTCCと並んで中国のビットコインの大手取引所である火幣(Huobi)とOKコインは9月末に全取引を停止するが、人民元とビットコインの交換停止を10月末までとしたことから、取引停止までに時間的な余裕ができたため投資家の動揺が弱まった」とみている。

 BTCCは取引の全面停止後に閉鎖されるが、その後、中国政府の統制下に入り営業ライセンスを受けて取引所を再開するとみられている。また、BTCCはビットコインのブロック(取引単位)を生成(採掘)するマインニング事業は今後も影響を受けないとして継続する考えだ。中国政府はこれら大手取引所以外のすべてのビットコインの取引を9月末までに停止させる計画。

提供:モーニングスター社