金融・経済ニュース
南ア・ランド週間場況=ランド・円は神経質な展開か
2017-08-07 16:39:00.0
ランド安・円高 8.23円(−0.27円)
7月31日−8月4日のランド・円は下落した。南ア国内の政局不安がくすぶる中、週初7月31日は大手格付け会社が直近で南ア中銀が予想外の利下げに踏み切ったことについて政治的圧力が働いた可能性を指摘したことなどが嫌気されランド売りが強まった。その後はランド売りが一服し、週末の米7月雇用統計などを控えて小動きとなったが、南アのズマ大統領が今後の成長率鈍化の可能性に言及したことから3日にランド売りが加速。週末4日は堅調な米7月雇用統計を受けてドル買いが強まると、対ドルでランドが軟化、ランド・円の上値を抑制した。
債券市場で長期債利回りは上昇した。政局不安から債券売りが優勢となった。週半ばは売り一巡感から債券利回りも落ち着いたが、南アの成長率鈍化懸念から週後半にかけて再び債券売りが優勢となった。南ア10年債利回りは前週末の8.59%から8.65%に上昇して越週した。
7−11日のランド・円は、神経質な展開か。8日にズマ大統領の不信任投票が実施される。ズマ大統領への国内外からの評価は低いが、市場では不成立が予想されており、予想通りとなれば南アの政局不安が引き続きランドの重しになりそうだ。今週の主な経済指標は、第2四半期失業率、鉱物生産量、製造業生産など。
<関連銘柄>
南ア40連動<1323>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>、
iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社




