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豪ドル週間場況=豪ドル・円、豪中銀のけん制重しに上値限定的か
2017-08-07 16:37:00.0
豪ドル安・円高 87.75円(−0.65円)
7月31日−8月4日の豪ドル・円は下落した。週初7月31日は米ホワイトハウスの広報部長解任の報道を受けてリスク回避の円買いが先行し、豪ドルは下げ基調を強めた。1日はRBA(豪準備銀行)が政策金利の据え置きを発表。直前まで豪ドルには思惑買いが流入していたほか、声明文に豪ドル高をけん制する文言が盛り込まれたことから豪ドル売りが強まった。2日は良好な豪4−6月住宅建設許可件数を材料に豪ドル買いが優勢となる場面もあったが勢いは乏しく、3日は弱い経済指標を受けて売り優勢となった。4日は四半期金融政策報告で今後の経済成長に前向きな見通しが公表されて持ち直したものの上値は限られた。
債券市場で短期債利回り、長期債利回りともに低下した。RBAによる政策金利の据え置きなどを背景に債券売りが強まる場面もあったが、ハト派的なスタンスが債券価格を下支えし、その後は債券買いが優勢となった。2年債利回りは前週末の1.81%から1.78%に低下、10年債利回りは前週末の2.68%から2.62%に低下して越週した。
7−11日の豪ドル・円は上値の限られた展開か。米7月雇用統計を受けて米追加利上げ観測が再燃していることから、対豪ドルでドルが堅調に推移するようなら、豪ドル・円は弱含みで推移することになりそう。豪中銀による豪ドル高へのけん制も上値を抑えそうだ。ただ、足元の豪経済指標は比較的堅調なものが目立っているだけに、下値も限定的と見る。
提供:モーニングスター社




