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今晩のNY為替の読み筋=米雇用統計の前哨戦、ADP雇用統計に注意
2016-06-02 18:29:00.0
予想レンジ:1ドル=108円50銭−109円50銭
6、7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)に向け、あすの米5月雇用統計に対する注目度は高い。今晩の米雇用統計の前哨戦、米5月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計が焦点となる。
ADP雇用統計は米給与計算代行サービス大手ADPが約50万社の顧客データを利用して算出する指標。米労働省が発表する雇用統計の2営業日前(今回は3連休のため1営業日前)に発表するため、先行指標となっている。実際の結果を見ると労働省発表の雇用統計とそこまで連動性があるわけではないが、相場への影響力は大きい。
市場予想の平均値は前月比17万4000人増。前月の15万6000人増を上回るが、好不調の目安とされる20万人は下回る。結果次第でFRB(米連邦準備制度理事会)利上げ時期に対する思惑が浮上するため、同じ雇用関連指標の新規失業保険申請件数ともに結果には注意が必要だ。
また、イベントとしてはECB(欧州中央銀行)理事会とOPEC(石油輸出国機構)総会が行われる。ECB理事会は3月に決定したターゲット型資金供給(TLTRO)2や社債購入が6月から始まるため、政策変更は予想されておらず今回は無風となりそう。一方、OPEC総会は昨年12月に撤廃された生産枠は復活すればドル・円にはプラスとなるが、可能性は低い。
(日付は現地時間)
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提供:モーニングスター社




