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金融・経済ニュース

6月1日の債券市場見通し=上値の重さが残る展開か

2016-06-01 08:33:00.0

予想レンジ:債券先物中心限月(6月限)151.85円−152.05円、長期国債利回りマイナス0.110%−マイナス0.090%

 6月1日の円債市場は上値に重さが残る展開か。

 NY株安で反発となった前日の米債券市場の流れを引き継ぐなか、日銀が昨夕に公表した6月の長期国債買い入れオペでは、「10年超25年以下」と「25年超」の1回当たりのオファー額がそれぞれ200億円減額(物価連動国債は増額)との内容を受けて、夜間取引が軟化。円債には売り圧力が掛かりそうだ。

 円安・ドル高の動きに対して日経平均株価が買われやすい地合いにあることも円債にとってはマイナス材料だ。

 なお、きょう午後6時から安倍首相が会見する。市場では、「10年10月への消費増税再延期と18年度プライマリーバランスの赤字改善目標の取り下げは既定路線。参院選後の臨時国会に提出見込みの第2次補正予算の規模や、それに関する国債増発の有無・規模を見極めたい」(銀行系証券)という。

 一方で、「消費増税延期によって、財政健全化の道はより一層厳しくなる。財政健全化が遠のくなか、日本国債の格下げのリスクが高まるが、日銀買い入れは続き、国債利回り上昇転換は見込めない。短期的な国債価格の調整が続きそうだ」(外資系証券)との指摘もあった。

提供:モーニングスター社