金融・経済ニュース
FX週間マーケット展望(4月4−8日)=SBILM
2016-04-04 10:09:00.0
展望
前週は週明けから全般的に小動きの展開となったが、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演で経済・金融環境は若干悪化しているとの認識を示し、利上げに関しては慎重に進めるとハト派的な発言をしたことを受けて、早期の追加利上げに対する期待感が後退し、ドルは主要通貨に対して下落する動きとなった。一方、利上げ期待が後退したことで、ユーロや資源国通貨はドルや円に対して堅調な動きとなった。週末の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を上回ったものの、失業率が悪化したことから、やや限定的な動きとなった。ただ、原油価格の下落が続いたことが影響して、ドル・円/クロス円はやや軟調な動きが続いた。
今週は序盤はやや限定的な動きも予想される。注目されたイベントが終了したことや、米国の利上げに対する思惑がいったん仕切り直しとなっていることもあり、材料待ちの展開だろう。その中で、米国の金融当局者の発言が今週も続くことから、発言の内容に注目したい。特に追加利上げに関する発言には敏感に反応する可能性も考えられる。また、このところ軟調な動きが続いている原油価格の動向にも目が離せないだろう。17日のOPEC(石油輸出国機構)の会合を控えて各国のけん制発言が徐々に多くなる可能性も考えられる。
(SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
提供:モーニングスター社




