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今晩のNY為替の読み筋=ドル・円、ブリュッセル連続テロの影響は限定的
2016-03-23 18:16:00.0
予想レンジ:1ドル=112円00銭−113円20銭
ドル・円は22日に発生したベルギー・ブリュッセルでの連続テロ事件発生後、リスクオフの動きが加速し1ドル=112円前半から111円38銭まで下落した。ただ、その後は切り返す展開となり23日の欧州時間に入ると112円後半まで上昇している。
ドル・円の切り返し要因となったのはハト派と目されるエバンス・米シカゴ連銀総裁が、年内2度の利上げを想定していると発言したこと。一気に4月FOMC(米連邦公開市場委員会)における利上げが現実的となりドル高が進行。きょうの米2月新築住宅販売件数が市場予想(51.0万件)通りの数値ならFRB(米連邦準備制度理事会)利上げの思惑が一段と強まり、ドル・円は堅調地合いとなる可能性が高い。
ブリュッセル連続テロは中・長期的にはともかく、短期としてはそこまで上値を抑える要因とはなっておらず、あまり心配する必要はなさそうだ。ただ、中・長期で見ると英国のEU(欧州連合)離脱や米大統領選に影響を及ぼすことはあり得る。この点は注意は必要だろう。
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提供:モーニングスター社




