金融・経済ニュース
今晩のNY為替の読み筋=ドル・円、地政学リスク意識で上値重いか
2016-03-22 18:33:00.0
予想レンジ:1ドル=110円60銭−112円00銭
22日のNY外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開と見る。
日本時間午後4時ごろにベルギーのブリュッセル国際空港で、午後5時すぎにはEU(欧州連合)本部が近い地下鉄のマルベーク駅で爆発が発生。多数の死傷者が出ていると報じられており、地政学リスクの高まりから安全資産とされる円を買う動きが加速、欧州の主要株価指数も急落している。フランスに続くテロの発生で投資家心理の改善は容易ではないと見られ、米国時間もリスク回避のドル売り・円買いが上値を抑えそうだ。
米国ではFRB(米連邦準備制度理事会)高官の発言に関心が高まっている。前日はロックハート・アトランタ連銀総裁の発言が注目を集めたが、きょうはエバンズ・シカゴ連銀総裁が講演する。FOMC(米連邦公開市場委員会)の投票権はないものの、ハト派とされる同氏が利上げに向けどのような発言をするか注目。ただ、ベルギーでの同時テロ発生でリスク回避の動きが強く、今晩に限っては材料視される可能性は低い。
なお、米経済指標は1月住宅価格指数(市場予想の平均値は0.5%上昇)、3月リッチモンド連銀製造業指数(市場予想の平均値はゼロ)など。
(日付は現地時間)
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提供:モーニングスター社




