金融・経済ニュース
FX週間マーケット展望(3月21−25日):ユーロ・円=SBILM
2016-03-22 10:10:00.0
ユーロ・円
前週は週明けから原油価格が大きく下落したことが影響し、リスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが先行した。ユーロ・円は、週明けの高値127円16銭から125円10銭まで下落する動きとなった。その後は、FOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げペースの鈍化が示されたことを受けて、対ドルで上昇となり、対円でも堅調な動きとなり、一時126円台後半まで上昇する動きも見られた。しかし、ECB(欧州中央銀行)理事が一段の利下げの余地はまだあると発言したことを嫌気して、週末には一段の下落となった。
今週は底固い展開が予想される。米国の利上げペースの鈍化懸念が示されたことや、各国の低金利政策を背景に、ユーロを積極的に売り難くなっている。ただ、移民問題や、英国がEUを離脱した場合のEU経済に対する影響が懸念されていることもあり、上値は重いだろう。また、ドラギECB総裁が会見で「一段の利下げが必要だとは考えていない」としたものの、ECB理事が週末に「一段の利下げの余地はまだある」と発言したことも影響が残るだろう。そして、原油や株価が下落する場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。
<予想レンジ>
1ユーロ=123円65銭−126円71銭
(SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
提供:モーニングスター社




