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金融・経済ニュース

FX週間マーケット展望(3月21−25日)=SBILM

2016-03-22 10:06:00.0

展望

 前週は日銀やFOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策発表を控えて、限定的な動きで始まったものの、原油価格が下落したことが影響して、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。そして、日米の金融政策は現状維持が発表されたものの、FOMCでは、米国の利上げペースやGDP(国内総生産)見通しが下方修正されたことから、ドルが主要通貨に対して下落する動きとなった。また、世界経済の先行きに不透明感が高まったとの見方も影響し、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となり、ドル円・クロス円は一段の下落となった。特に、ドル/円は一時2014年10月以来、約1年5カ月ぶりの安値を付ける動きとなった。その後は、株価や原油価格が上昇したことから、ドル円・クロス円は上値を戻す動きとなった。

 今週は、やや上値の重い動きが予想される。前週は、週後半に大きく上昇し、年初来高値を更新した原油価格が引き続き堅調な動きとなるのか、または一服感から反落するのか注目したい。米国では、前週利上げ見通しが下方修正されたが、イエレン議長が原油価格の上昇がFRB(米連邦準備制度理事会)のインフレ見通しを押し上げると発言しており、原油の上昇が続く場合には、利上げペースの鈍化懸念を緩和させる可能性もある。また、ユーロは、ドル下落の影響で買われており、資源国通貨も原油価格の動向に敏感に反応していることから、引き続き原油価格の動向が為替相場を左右する要因となるだろう。

(SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

提供:モーニングスター社