金融・経済ニュース
今晩のNY為替の読み筋=ドル・円、イベント通過し動意薄か
2016-03-07 17:54:00.0
予想レンジ:1ドル=113円00銭−114円20銭
4日の米2月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比24万2000人と、市場予想19万5000人増を大きく上回った。ただ、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げを市場に意識させるほどには至らず、ドル・円の上昇は一時的だった。
ドル・円は2月下旬から1ドル=114円近辺で頭を抑えられる形が続く。好調な雇用統計でもこの流れを変えることができなかったことを考えると、今週はECB(欧州中央銀行)理事会以外に目立った経済指標・イベントがないこともあり、この水準で推移するか可能性が高い。
一方で米景気に対する過度な悲観論が後退し、一時のようなリスク回避の動きがそれほど見られなくなっている点は好材料。事実、投資家心理を示す数値として利用されるCBOE(シカゴ・オプション取引所)ボラティリティー指数(VIX)の4日終値は16.86と、直近ピークをつけた2月11日の28.14から大きく低下している。
原油価格も反転しており、ドル・円は上値を積極的に追う展開はないにせよ、目先の下値はそれなりに堅そうだ。
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提供:モーニングスター社




