金融・経済ニュース
FX週間マーケット展望(3月7−11日)=SBILM
2016-03-07 10:09:00.0
展望
前週は週明けに発表された米国やユーロ圏の主要な経済指標の悪化を受けて、景気の先行きや金融政策に対する懸念から、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル・円/クロス円はやや軟調な動きとなった。その後は、株価や原油価格が堅調な動きとなったことを受けて、円売りが優勢となった。注目された週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を上回ったものの、賃金の伸びが悪化したことから、やや限定的な動きも見られた。特に、原油や貴金属価格が上昇したことから、豪ドルなどの資源国通貨は堅調な動きが続いた。
今週は米国の主要な経済指標の発表が少ないことから、引き続き株価や原油価格の動きに注目したい。ただ、中国の全人代(全国人民代表大会)の結果が発表されることから、景気対策などが示されるのか、またその内容や規模に注目したい。そして、週後半には、ECB(欧州中央銀行)理事会が予定されており、預金金利の引き下げなど、追加緩和策が予想されており、結果を受けて大きく動く可能性も考えられることから注意したい。また、要人発言や、世論調査を受けて、英国のEU離脱の可能性が高まる場合には、リスク回避の動きから、ユーロ圏通貨から円へ資金シフトする可能性もあるだろう。
(SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
提供:モーニングスター社




