金融・経済ニュース
今晩のNY為替の読み筋=FRB議長の議会証言に注意
2016-02-10 18:46:00.0
予想レンジ:1ドル=113円50銭−116円00銭
イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)は10日(下院)と11日(上院)、半期に1度の議会証言を行う。2日目は初日の内容と代わり映えしないため毎回、注目されるのは初日。特に今回は金融市場が混乱していることから、市場の関心は通常より高い。内容次第でドル・円は大きく動いてきそうだ。
みずほ証券は10日付リポートで、ベストケースはイエレン議長が労働市場や消費など米景気の堅調さを強調する一方、市場の動揺に配慮して利上げを見送る姿勢を示し株価下支えとなる展開だと指摘。米利上げ見送りはドル安要因だが、リスク回避の円高が優勢となっている現状では株価反発の円安効果の方が大きくなり、むしろドル・円は下支えされ116円台回復もあり得るとする。逆に米景気の弱さに言及した場合、リスク回避からドル安・円高が進む可能性は高い。ただ、この場合も利上げは見送り姿勢となるため極端にドル売りが進むかは微妙だろう。
注意したいのは欧州銀行の信用不安が一段と高まること。ここ数日の金融不安を招いた最大の要因は、ドイツ銀行発行の社債が利払い不能になる可能性を指摘したリポート。ドイツ銀など欧州銀行のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)は大幅にワイド化した。目先、欧州の動向は警戒しておきたい。
その他のイベントはウィリアムズ米サンフランシスコ地区連銀総裁の講演など。
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提供:モーニングスター社




