金融・経済ニュース
FX週間マーケット展望(2月8−12日)=SBILM
2016-02-08 09:57:00.0
展望
前週は原油価格や株価の下落が続いたことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、米経済指標の悪化が続いたことや、米当局者のハト派的発言もあり、ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなった。ただ、週末の米雇用統計では、注目の非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回ったものの、失業率が2008年2月以来の4%台に改善したことや、賃金の伸びも予想を上回ったことが好感され、ドルを買い戻す動きも見られた。ただ、株価の下落が続いたことから、クロス円は上値の重い動きが続いた。
今週は全体的にやや上値の重い動きが予想される。月末・月初の大きなイベントも終了し、やや一服感となる可能性もある。また、中国が春節(旧正月)の連休に入ることから、中国経済に対する懸念は出難いだろう。ただ、突発的な出来事(テロや北朝鮮のミサイル発射など)があった場合には、予期せぬ動きとなる場合もあることから注意したい。そして、今週は、8日に日銀の金融政策決定会合(1月28−29日分)の「主な意見」の公表が予定されており、マイナス金利政策の導入(5対4の1票差で決定された)に関してどのような意見が出たのか注目したい。また、10日、11日にはイエレン米FRB議長の議会証言も予定されており、最近の経済状況や利上げに関して、前週の当局者と同様にハト派的な発言となるのか注目したい。
(SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
提供:モーニングスター社




