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NZドル週間場況=上値の重い展開か、米中豪経済指標などにも注目
2016-01-12 17:24:00.0
NZドル安・円高 76.75円(−5.59円)
4−8日のNZドル・円は大きく下落した。週初4日は中国株が急落し、世界的にリスク回避の動きが広がり、NZドルを含む対主要通貨で円全面高となった。5日は中国株安や乳製品国際入札価格が前回比でマイナスに転じたことが下押し圧力となり、NZドル・円は1NZドル=80円割れとなった。6日北朝鮮による水爆実験、世界的な株安を受けリスクオフが加速。7日、中国株が今年2度目の取引停止となると、対主要通貨で円全面高の展開に。週末8日、中国人民銀行が人民元基準値を元高方向に設定すると、リスクオフムードが和らぎNZドル・円は切り返した。その後は米12月雇用統計が強い結果だったものの、欧米株安が進むとNZドル・円は下押しした。
債券市場では、長期債利回りが低下した。中国株安や乳製国際品価格の下落などを背景にリスクオフムードが広がり、安全資産とされるNZ債券は買い優勢となった。10年債利回りは前週末の3.57%から3.40%に低下して越週した。
11−15日のNZドル・円の上値は重そうだ。足元は中国の景気減速懸念が強まっており、中国との貿易上の結びつきが強いNZは中国経済の影響を受けやすい。RBNZ(NZ準備銀行)は15年12月の理事会で利下げ打ち止めを示唆したが、乳製品価格の下落が続けば利下げ観測が再燃する可能性もある。国内外の経済指標では、NZ12月食料品価格、豪12月雇用統計、中国12月貿易収支、米12月小売売上高などに注目。
提供:モーニングスター社




