金融・経済ニュース
6日の東京外国為替市場=ドル・円、人民元安受け急落―北朝鮮の核実験には反応薄
2016-01-06 15:32:00.0
6日の東京外国為替市場でドル・円は下落している。朝方は1ドル=119円00−20銭近辺で推移。午前10時の仲値公示まで、ほぼ同水準の値動きとなった。
午前10時15分頃、中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を1ドル=6.5314元に設定したと報じられた。前日終値6.5157元から大きく元安に設定し、11年4月以来の低水準としたことで人民元安誘導の観測を誘発。リスク回避の動きとなり、ドル・円はストップロスを巻き込み118円36銭まで急落した。
北朝鮮による核実験の可能性が報じられたのは午前11時前。ただ、為替市場や株式市場は目立った反応を示さず、午後零時30分に北朝鮮が「初の水爆実験に成功した」と発表しても特段の動きは出なかった。その後は上海総合指数が一段高となったことを背景に118円台後半まで戻している。
みずほ証券は北朝鮮関連のニュースに対して市場の反応薄だった理由に関し、もともとリスクオフに傾斜していて地合いが悪かったことを別にすると、(1)今回の実験では事前の通告がなかったこと(2)北朝鮮がSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射実験に成功したと報じられたこと――があると指摘。朝鮮半島が一触即発というわけではなく、市場でのリスクオフの材料としては今回の一件は早い段階で消化済みとなる可能性が高いとした。
午後3時10分時点は1ドル=118円73銭、1ユーロ=127円59銭、1ユーロ=1.0746ドル。
提供:モーニングスター社




