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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、海外株高や原油高を受け4週ぶり反発=BRICs市況

2023-03-06 09:06:00.0

 前週(2月27日−3月3日)のロシア株式市場は、RTS指数(ドル建て)の3日終値が前日比0.3%高の945.41、前週比では2月24日終値比3.4%高と、4週ぶりに反発した。

 週明け27日は指数が上昇。1日まで3日続伸した。2日は反落。

 週前半は、前週末の西側の追加対ロ制裁にもかかわらず、海外株高が好感され、買いが優勢となった。その後は、海外株高に加え、ブレント原油先物が1バレル当たり83ドルを超えたことを受け、引き続き買いが優勢となった。また、原油高を好感した石油開発大手タトネフチが急伸、上げを主導した。

 週後半は、海外市場が堅調を維持したことや、原油価格が84ドルを超えたことで買いが一段と強まった。また、中国の2月の製造業とサービス業のPMI(購買担当者景気指数)が強い結果となったことで買い安心感が広がった。その後は、これまでの相場上昇を受け、高値警戒感から利食い売りが強まった。また、ウクライナ国境に近いブリャンスクでテロ攻撃が起こり、プーチン大統領が週末の安全保障会議の緊急会合に出席することが決まったことで地政学的リスクが高まり、売りが強まった。

 週末3日は反発。2月ロシアサービス業PMIが53.1と、1月の48.7から急伸したことや、リン酸肥料最大手フォスアグロが配当実施で急伸、相場をけん引した。また、大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官が会見で、戒厳令の導入はまだ決めていないと述べたことも好感された。

 今週(6−10日)のロシア市場は、引き続き、ロシア・ウクライナ戦争(2月24日で1周年)や西側の対ロ制裁などの地政学的リスク、原油・ガス相場、ルーブル相場、主要企業の配当政策などが焦点。このほか、原油価格に影響を与える7日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や8日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な経済発表の予定は10日の2月CPI(消費者物価指数)など。8日は「国際婦人の日」の祝日で休場。RTS指数は900−980の値動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、
 原油<1690>、野村原油<1699>
提供:ウエルスアドバイザー社