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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、米利上げ継続懸念や地政学的リスクで3週ぶり反落=BRICs市況

2023-02-27 09:03:00.0

 前週(22−24日)のブラジル株式市場は24日のボベスパ指数が前日比1.67%安の10万5798.43、週間ベースでは17日終値比3.10%安と、反落した。

 週明け20日と翌21日は「カーニバル」の祝日で休場。取引が再開された22日は短縮取引となり、2営業日続落した。23日は反発。

 週後半は、取引が再開され、ロシアのプーチン大統領が年次教書演説で新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止を発表、ウクライナ戦争を巡る地政学的リスクが高まったことや、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録で米利上げ継続の可能性が強まったことが嫌気され、売りが優勢となった。その後は、荒っぽい値動きとなる中、国営石油大手ペトロブラスが原油高を受け、急騰、上げをけん引した。

 週末24日は反落。米国の1月コアPCE(個人消費支出)物価指数が前月比0.6%上昇と、市場予想(0.5%上昇)や前月の同0.4%上昇を上回ったことが嫌気され、売りが優勢となった。国内でも2月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)が前月比0.76%上昇と、前月の同0.55%上昇や市場予想(0.72%上昇)を上回り、インフレ懸念が相場を押し下げた。

 今週(2月27日−3月3日)の株式市場は、ウクライナ情勢や西側の対ロ追加制裁、台湾情勢や米中関係の悪化懸念、中国の景気動向、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治、ルラ政権の経済政策も注目される。主な経済指標の発表予定は27日の2月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)2月IGP−MIインフレ指数や28日の1月財政収支、1日の2月S&Pグローバル・ブラジル製造業PMI(購買担当者景気指数)と2月貿易収支、2日の22年10−12月期GDP伸び率と2月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所(FIPE−USP)が発表する消費者物価指数)、3日の2月S&Pグローバル・ブラジル非製造業PMIなど。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、上場MSエマ<1681>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社