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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、海外株安や米利上げ継続懸念、ロシア大統領演説で反落=BRICs市況

2023-02-27 09:02:00.0

 前週(20−24日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の24日終値は前日比0.24%安の5万9463.93、週間ベースでは17日終値比2.52%安と、反落した。

 週明け20日は指数が下落。23日まで5日営業日続落した。

 週前半は、欧州株安を嫌気し、売りが優勢となった。足元の景気低迷や外国人投資家の売り越し、米利上げ長期化懸念も売り材料となった。その後は、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の発表(22日)を翌日に控え、慎重な取引となる中、欧州市場が軟調となったことや、22年12月の新規雇用者数が前月比14.5%減と、大幅に鈍化したことが嫌気され、売りが優勢となった。

 週後半は、FOMC議事録の発表待ちとなる中、海外株安と米利上げ継続懸念が重石となり、売りが強まった。外国人投資家の売り越しも下げをけん引。その後は、FOMC議事録の発表を受け、米利上げ継続観測が急速に広がり、売りが優勢となった。外国人投資家の売り越しやアジア市場の下落も嫌気された。

 週末24日は6営業日続落。ロシアのプーチン大統領が年次教書演説で新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止を発表、ウクライナ戦争を巡る地政学的リスクが高まったことや、複合企業大手ゴータム・アダニ・グループ関連銘柄の下落を受け、売りが一段と強まった。

 今週(2月27日−3月3日)のインド市場はウクライナ戦争と西側の対ロ制裁、原油価格の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、インド国内の景気動向、主要企業ニュースも注目される。主な経済指標の発表予定は28日の22年10−12月期GDP伸び率と1月インフラ部門生産高、1月財政収支、1日の2月日経インド製造業PMI(購買担当者景気指数)、3日の2月日経インド非製造業PMIなど。

<関連銘柄>
 インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>
提供:モーニングスター社