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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ1月経済信頼感指数、サービス・小売りが低下―1月設備稼働率も低下

2023-01-27 08:57:00.0

 トルコ統計局が25日発表したサービス業と小売業、建設業の経済状況を示す1月セクター別経済信頼感指数(季節調整後)は、サービス業の全体指数が前月比1.7%低下の118.1となり、前月(22年12月)の同1.7%上昇から悪化、22年8月(116.2)以来5カ月ぶりの低水準となった。

 サービス業のサブ指数は、過去3カ月間の景況感(遅行指数)が前月比0.1%上昇(前月は1.5%上昇)の119.1と、改善したが、伸びが鈍化。過去3カ月間の需要(遅行指数)も同横ばい(同1.3%上昇)の118.3にとどまった。今後3カ月間の需要見通し(先行指数)は同5.0%低下の117.0(同2.4%上昇)と、3カ月ぶりに悪化している。

 小売業は同1.0%低下(同4.5%上昇)の126.2と、5カ月ぶりに悪化。22年11月(121.9)以来の低水準となった。サブ指数のうち、過去3カ月間の販売活動は同5.8%上昇(同3.2%上昇)の144.7と、5カ月連続で上昇したが、今後3カ月間の販売見通しは同7.7%低下(同9.6%上昇)の131.6と、6カ月ぶりに低下。商品在庫も同0.8%低下(同0.1%低下)の102.2となり、在庫過剰感が一段と強まっている。在庫指数の「上昇」は在庫減、反対に指数の「低下」は在庫増を示す。

 建設業は同0.6%上昇(同1.2%上昇)の93.2と、8カ月連続で上昇。21年11月(93.6)以来の高水準となった。サブ指数の受注残は同7.0%上昇(同3.9%低下)の86.1と、大幅に改善したが、その一方で、今後3カ月間の雇用見通しは同4.4%低下(同5.4%上昇)の100.2と、7カ月ぶりに悪化している。

 経済信頼感指数はゼロから200までの間で算出され、判断の分かれ目は100。100を超えると「楽観的な見通し」、100を下回ると「悲観的な見通し」を示す。21年1月統計から指数の算定基準(調査対象など)が変更された。

 また、トルコ中銀が同日発表した1月の製造業設備稼働率(季節調整前)は75.3%と、前月(22年12月)の76.5%から1.2ポイント低下、コロナ禍前の20年1月の75.5%を下回った。コロナ禍が最も厳しかった同4月は61.6%と、09年4月の61.2%以来11年ぶりの低水準に落ち込んでいる。

 設備稼働率のうち、最も高かったのは投資財の77.0%(前月は78.9%)だったが、前月を下回った。最も低かったのは耐久財の70.7%(同71.7%)、これも前月を下回った。このほか、中間財は75.6%(同76.4%)、非耐久財は73.4%(同74.5%)、消費財は73.0%(同74.1%)と、いずれも前月を下回っている。

 一方、季節調整後の製造業設備稼働率は1月が75.8%となり、前月(76.4%)を下回った。

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提供:モーニングスター社