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<新興国eye>トルコ12月CPI、前年比64.27%上昇に急減速―今後も減速続く見通し(2)
2023-01-06 09:24:00.0
セクター別の前年比(全体指数)では、住宅が79.83%上昇(前月は82.85%上昇)と、最も高い伸びとなった。次いで、食品・清涼飲料水が77.87%上昇(同102.55%上昇)となり、急速に伸びが縮小。家具・生活用品は73.02%上昇(同92.83%上昇)、ホテル・カフェ・レストランは68.48%上昇(同80.3%上昇)、ヘルスは66.6%上昇(同62.9%上昇)、アルコール飲料・たばこは65.11%上昇(同83.49%上昇)となり、全体の伸び(64.27%上昇)を上回った。
このほか、運輸は54.45%上昇(同107.03%上昇)、どのカテゴリーにも入らないその他商品・サービスは53.76%上昇(同70.73%上昇)。対照的に、アパレル・靴は25.87%上昇(同36.96%上昇)と、最も低い伸びとなった。次いで通信が32.58%上昇(同35.87%上昇)だった。
12月の統計結果について、ヌーレッディン・ネバティ財務相は、「エネルギーと食品の価格の前年比の伸び(それぞれ94.4%上昇と77.87%上昇)がいずれも100%上昇を切ったことは、今後、インフレの減速が鮮明になる兆しで、政府の中期経済予測のインフレ目標の達成が可能になる」と述べている。市場ではべース効果が23年10−12月期まで続き、伸びは減速すると見ているが、23年6月24日の大統領選挙と国民議会総選挙を控え、政府は景気回復を優先させるため、財政支出の拡大や金融緩和措置により、インフレ率は当分の間、高い伸びが続くと予想している。
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