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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、ルーブル高や中ロ首脳会談を受け7週ぶり反発=BRICs市況

2023-01-04 09:02:00.0

 前週(12月26−30日)のロシア株式市場は、RTS指数(ドル建て)の30日終値が前日比3.61%高の970.6、前週比では23日終値比0.70%高と、7週ぶりに反発した。

 週明け26日は指数が反発。翌27日は反落し、28日まで続落。29日は小反発した。

 週前半は、海外株高を受け、ロシア市場でも買いが優勢となった。また、通貨ルーブルが上昇したことも好感された。個別銘柄では国営石油大手ロスネフチが中間配当の実施を決めたことを受け、急騰、上げを主導した。その後は、ルーブルが下落に転じ、売りが優勢となった。ただ、ブレント原油先物が1バレル当たり85ドルに上昇したため、下げは限定的となった。

 週後半は、ルーブル安に加え、原油価格が82ドルに後退したことを受け、売りが一段と強まった。その後は鉄鋼・石炭大手メチェルがアジア向け石炭輸出の増加期待で買われ、上げを主導した。ただ、世界景気後退懸念や中国の新型コロナ感染再拡大が重石となった。

 週末30日は続伸。海外市場がまちまちとなる中、ルーブルが急反発したことが好感され、買いが優勢となった。また、ウラジーミル・プーチン大統領が中国の習金平・国家主席とのオンライン会談も買い材料となった。

 今週(3−6日)のロシア市場は、引き続き、ロシア・ウクライナ戦争や西側の対ロ制裁などの地政学的リスク、原油・ガス相場、ルーブル相場、主要企業の配当政策などが焦点。このほか、原油価格に影響を与える4日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や5日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な経済発表の予定はない。RTS指数は930−1000の値動きが予想される。2日は新年休暇のため、休場。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、
 原油<1690>、野村原油<1699>
提供:モーニングスター社