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<新興国eye>トルコ12月経済信頼感指数、サービスと小売り、建設いずれも上昇―12月設備稼働率も
2022-12-28 08:49:00.0
トルコ統計局が26日発表したサービス業と小売業、建設業の経済状況を示す12月セクター別経済信頼感指数(季節調整後)は、サービス業の全体指数が前月比1.7%上昇の120.1となり、前月(11月)の同1.0%低下から改善、5月(121.7)以来の高水準となった。
サービス業のサブ指数は、過去3カ月間の景況感(遅行指数)が前月比1.5%上昇(前月は2.6%低下)の119.0と、改善。過去3カ月間の需要(遅行指数)も同1.3%上昇(同2.0%低下)の118.3と、改善した。今後3カ月間の需要見通し(先行指数)は同2.4%上昇の123.1(同1.7%上昇)と、2カ月連続で上昇した。
小売業は同4.5%上昇(同2.1%上昇)の127.5と、4カ月連続で上昇。13年3月(128.8)以来の高水準となった。サブ指数のうち、今後3カ月間の販売見通しは同9.6%上昇(同2.2%上昇)の142.6と、5カ月連続で上昇。過去3カ月間の販売活動も同3.2%上昇(同2.6%上昇)の136.8と、4カ月連続で上昇した。一方、商品在庫は同0.1%低下(同1.5%上昇)の103.1となり、在庫過剰感がやや強まった。在庫指数の「上昇」は在庫減、反対に指数の「低下」は在庫増を示す。
建設業も同1.2%上昇(同1.2%上昇)の92.6と、7カ月連続で上昇。21年11月(93.6)以来の高水準となった。サブ指数の受注残は同3.9%低下(同1.6%上昇)の80.5と、3カ月ぶりに悪化。今後3カ月間の雇用見通しは同5.4%上昇(同0.8%上昇)の104.8と、6カ月連続で上昇している。
経済信頼感指数はゼロから200までの間で算出され、判断の分かれ目は100。100を超えると「楽観的な見通し」、100を下回ると「悲観的な見通し」を示す。21年1月統計から指数の算定基準(調査対象など)が変更された。
また、トルコ中銀が同日発表した12月の製造業設備稼働率(季節調整前)は76.5%と、前月(11月)の75.9%から0.6ポイント上昇、依然、コロナ禍前の20年1月の75.5%を上回っている。コロナ禍が最も厳しかった同4月は61.6%と、09年4月の61.2%以来11年ぶりの低水準に落ち込んでいる。
設備稼働率のうち、最も高かったのは投資財の78.9%(前月は76.8%)で、前月を上回った。最も低かったのは耐久財の71.7%(同72.1%)で、前月を下回った。このほか、中間財は76.4%(同75.4%)と、前月を上回ったが、非耐久財は74.5%(同74.5%)、消費財は74.1%(同74.1%)と、いずれも変わらなかった。
一方、季節調整後の製造業設備稼働率は12月が76.4%と、前月(75.9%)を上回った。
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