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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油安や利食い売りなどを受け続落=BRICs市況
2022-11-28 08:56:00.0
前週(21−25日)のロシア株式市場は、RTS指数(ドル建て)の25日終値が前日比0.45%安の1141.07、前週比では18日終値比0.50%安と、続落した。
週明け21日は指数が下落。翌22日は反発した。23日も続伸。24日は反落した。
週前半は、海外株安が嫌気され、ロシア市場でも売りが優勢となった。ブレント原油先物が1バレル当たり83ドルを割り込んだことも売り材料となった。原油安はサウジアラビアなどOPEC(石油輸出国機構)加盟国が増産に転じるとの憶測が背景。その後は、原油価格が89ドルに持ち直したことや、海外市場の堅調で買いが広がった。サウジアラビアは増産の憶測を否定したため、原油高となっている。
週後半は金鉱山最大手ポリウス・ゴールドが急伸し、上げを主導した。10月の対中国輸出が過去最高となったことが背景。また、EU(欧州連合)が検討中のロシア産原油の輸入価格上限(1バレル60−70ドル)は思ったよりも高目のため、ロシアの原油輸出企業には打撃にはならないという見方が広がり、買い材料となった。その後は、ポーランドなど一部のEU加盟国が制裁効果を高めるため、ロシア産原油の輸入価格の上限を一段と引き下げるよう要求したため、原油価格が急落、売りが優勢となった。
週末25日は続落。材料難の中、週末を迎えて利食い売りが強まった。ただ、原油価格が85.4ドルに回復したため、下値は限られた。
今週(11月28日−12月2日)のロシア市場は、引き続き、ロシア・ウクライナ戦争や西側の対ロ制裁などの地政学的リスク、原油・ガス相場、ルーブル相場、主要企業の配当政策などが焦点。このほか、原油価格に影響を与える29日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や30日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な経済発表の予定は30日の10月失業率と10月小売売上高、1日のロシア製造業PMI(購買担当者景気指数)など。RTS指数は1100−1200の値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、
原油<1690>、野村原油<1699>
提供:モーニングスター社




