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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、米利上げ減速観測や世界同時株高を受け4週続伸=BRICs市況

2022-11-14 09:16:00.0

 前週(7−11日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の11日終値は前日比1.95%高の6万1795.04、週間ベースでは4日終値比1.39%高と、4週続伸した。

 週明け7日は指数が続伸。翌8日は「シーク教ナナック生誕日」の祝日で休場となった。取引が再開された9日は反落。10日も続落した。

 週前半は、米利上げの減速期待で外資の国外流出懸念が緩和したことを受け、買いが優勢となった。また、外国人投資家の買い越しが8営業日連続となったことや、政府の景気支援観測も買い材料となった。ただ、翌日の休場を控え、買いが慎重となった。

 週後半は、休場明けで取引が再開され、米中間選挙の結果待ちとなる中、欧州市場が軟調となり、インド市場でも売りが優勢となった。その後は、中間選挙の結果が不透明なことや、仮想通貨市場の混乱を受け、リスク回避の売りが強まった。個別銘柄ではインド政府がアクシス銀行の持ち株(1.55%)売却を提案したことが嫌気され、アクシス銀行が売られたほか、医薬品大手オーロビンド・ファーマも急落し、下げを主導した。

 週末11日は急反発。米10月CPI(消費者物価指数)が予想以上に大きく減速を示したことを受け、FRB(米連邦準備制度理事会)が12月会合で利上げペースをより小幅に調整するとの観測が強まったことが好感され、世界同時株高となり、インド市場でも安値拾いや値ごろ感による買い戻しが活発化した。

 今週(14−18日)のインド市場はウクライナ戦争と西側の対ロ制裁、原油価格の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、インド国内の景気動向、主要企業ニュースも注目される。主な経済指標の発表予定は14日の10月CPI(消費者物価指数)と10月WPI(卸売物価指数)など。

<関連銘柄>
 インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>
提供:モーニングスター社