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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ10月経済信頼感指数、サービスと小売りは2カ月連続改善、建設は5カ月連続改善

2022-11-02 09:24:00.0

 トルコ統計局が先週(10月25日)発表したサービス業と小売業、建設業の経済状況を示す10月セクター別経済信頼感指数(季節調整後)は、サービス業の全体指数が前月比0.9%上昇の119.3となり、前月(9月)の同1.7%上昇から伸びが鈍化したが、2カ月連続で改善。6月(119.6)以来の高水準となった。

 サービス業のサブ指数は、過去3カ月間の景況感(遅行指数)が前月比1.6%上昇(前月は1.0%上昇)の120.3と、2カ月連続で改善。過去3カ月間の需要(遅行指数)も同3.6%上昇(同0.8%低下)の119.2と、4カ月ぶりに改善した。しかし、今後3カ月間の需要見通し(先行指数)は同2.3%低下の118.2(同4.8%上昇)と、3カ月ぶりに悪化している。

 小売業も同3.0%上昇(同2.7%上昇)の119.4と、2カ月連続で改善。5月(121.4)以来5カ月ぶりの高水準となった。サブ指数のうち、今後3カ月間の販売見通しも同7.2%上昇(同4.3%上昇)の127.3と、3カ月連続で改善。過去3カ月間の販売活動も同3.1%上昇(同5.2%上昇)の129.2と、2カ月連続で改善した。一方、商品在庫は同2.0%低下(同1.9%低下)の101.6となり、在庫過剰感が高まった。在庫指数の「上昇」は在庫減、反対に指数の「低下」は在庫増を示す。

 建設業も同2.8%上昇(同2.1%上昇)の90.5と、5カ月連続で改善。21年11月(93.6)以来11カ月ぶりの高水準となった。サブ指数の受注残は同2.7%上昇(同2.0%低下)の82.5と、3カ月ぶりに改善。今後3カ月間の雇用見通しも同2.9%上昇(同5.8%上昇)の98.6と、4カ月連続で改善している。

 経済信頼感指数はゼロから200までの間で算出され、判断の分かれ目は100。100を超えると「楽観的な見通し」、100を下回ると「悲観的な見通し」を示す。21年1月統計から指数の算定基準(調査対象など)が変更された。

 また、トルコ中銀が同日発表した10月の製造業設備稼働率(季節調整前)は76.9%と、前月(9月)の77.4%から0.5ポイント低下したが、依然、コロナ禍前の20年1月の75.5%を上回っている。コロナ禍が最も厳しかった同4月は61.6%と、09年4月の61.2%以来11年ぶりの低水準に落ち込んでいる。

 設備稼働率のうち、最も高かったのは中間財生産の76.7%(前月は77.4%)、また、最も低かったのは耐久財生産の74.0%(同74.9%)。このほか、投資財は77.4%(同78.3%)と、いずれも前月を下回った。対照的に消費財は74.7%(同74.3%)、非耐久財生産も74.9%(同74.2%)と、いずれも前月を上回った。

 一方、季節調整後の製造業設備稼働率は10月が76.6%と、前月(77.3%)を下回った。


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提供:モーニングスター社