youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>トルコ中銀、20日の金融政策会合で2ポイントの大幅利下げ見通し―市場予想

2022-10-19 09:12:00.0

 市場予想によると、トルコ中央銀行は今週(20日)の金融政策決定会合で、主要政策金利である1週間物レポ金利を2ポイント引き下げ、10%とする見通しが強まっている。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが17日、伝えた。

 同国の9月のインフレ率が前年比83.45%上昇と、8月(同80.21%上昇)を上回り、24年ぶりの高い伸びに急加速しているが、エコノミストの大半は金融政策に強い影響力を持つエルドアン大統領が利下げを支持し続けているため、利下げを継続すると見ている。ただ、一部で据え置きを予想している。利下げ予想の根拠について、大方のエコノミストは、エルドアン大統領が先月、「私が権力を握っている限り、中銀は毎月利下げを続ける」と発言したほか、先週も同大統領は、「中銀に次の会合で利下げするよう助言した。金利は年末までに1ケタにまで下がると予想している」と述べたことを指摘している。

 これまで中銀はコロナ禍からの景気回復に伴う急激なインフレ上昇を抑制するため、20年9月から利上げサイクルに入り、利上げ幅が20年だけで計10.75ポイントに達したため、利上げが行き過ぎたとして、21年9月に利下げに転換。同12月まで5会合連続で利下げしたが、今度はリラ安が進行。それにより、インフレが急加速したため、今年1月から据え置きに転じた。しかし、8月会合で市場の据え置き予想に反し、1ポイントの利下げに転換して以降、前回9月会合で2会合連続の利下げ(1ポイント)を決め、利下げ幅は計2ポイントに達している。

<関連銘柄>
 上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社