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<新興国eye>前週のブラジル株、米大幅利上げ観測や世界同時不況懸念を受け急反落=BRICs市況
2022-10-17 09:18:00.0
前週(10−14日)のブラジル株式市場は14日のボベスパ指数が前日比1.95%安の11万2072.34、週間ベースでは7日終値比3.70%安と、急反落。この結果、月初来で1.85%高、年初来では6.92%高となった。
週明け10日は指数が下落。11日まで3営業日続落した。12日は「聖母の日」の祝日のため、休場。取引が再開された13日も下落し、4営業日続落となった。
週前半は、海外株安を受け、ブラジル市場でも売りが優勢となった。また、FRB(米連邦準備制度理事会)の次回11月会合での大幅利上げ観測や、各国中銀の利上げ継続による世界同時不況懸念が強まり、地合いが悪化した。その後は、IMF(国際通貨基金)が最新の世界経済見通しで、今年の世界経済成長率を3.2%増(従来予想は3.3%増)、23年の成長率も4.4%増(同4.6%増)と、いずれも下方修正したことが嫌気され、売りが広がった。
週後半は、休み明け後、取引が再開され、9月の米CPI(消費者物価指数)統計で、インフレ率が予想を上回ったことを受け、FRBが11月会合で大幅利上げを継続するとの観測が強まり、売りが優勢となった。
週末14日は5営業日続落。10月の米ミシガン大消費者信頼感指数で、1年先のインフレ期待が5.1%と、前月の4.7%を上回ったことを受け、米株市場が急落。ブラジル市場でも売りが一段と強まった。また、国営石油大手ペトロブラスと鉱山大手ヴァーレが急落し、下げを主導した。
今週(17−21日)の株式市場は、ウクライナ情勢や西側の対ロ追加制裁、台湾情勢巡る米中関係、中国の景気動向、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治、特に大統領選挙の決選投票(30日)の動向も注目される。主な経済指標の発表予定は17日の8月IBC−Br経済活動指数や18日の9月IGP−10インフレ指数(9月11日−10月10日まで物価変動指数)など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、上場MSエマ<1681>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




