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<新興国eye>前週のインド株、海外株高やインフレ率の伸び鈍化を好感し5週続伸=BRICs市況
2022-08-22 09:38:00.0
前週(16−19日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の19日終値は前日比1.08%安の5万9646.15、週間ベースでは12日終値比0.3%高となり、5週続伸した。
週明け15日は「独立記念日」の祝日のため休場。取引が再開された翌16日は上昇し、18日まで5営業日続伸した。
16日は、インドの7月CPI(消費者物価指数)が前年比6.71%上昇と、前月の同7.01%上昇を下回り、3カ月連続で伸びが鈍化。市場予想を下回ったことを受け、インド準備銀行(中銀)の利上げペースが減速するとの観測で、買いが優勢となった。海外株高も支援材料となった。また、生命保険大手ライフ・インシュアランス・コーポレーション・オブ・インディアの四半期決算が好調となり、急伸。複合企業大手リライアンス・インダストリーズとともに上げを主導した。
17日は、引き続きインフレ加速がピークに達し、中銀の利上げペースが減速するとの見方で買いが広がった。アジア市場が堅調となったことも好感され、金融大手バジャジ・フィンサーブ、住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)、アルミ大手ヒンダルコ・インダストリーズなど大型株が買われ、上げを主導した。18日は、これまでの相場上昇を受け、高値警戒感から利食い売りが一時、強まったが、コタック・マヒンドラ銀行やインド通信大手バーティ・エアテル、HDFCなどが買われ、盛り返した。
週末19日は反落。欧米市場が下落したことが嫌気されたことや、国内でも景気懸念が広がり、これまで上昇していた銀行セクターが売られ、下げを主導した。
今週(22−26日)のインド市場は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、西側の対ロ制裁、原油価格の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、インド国内の景気動向、主要企業ニュースも注目される。主な経済指標の発表予定はない。
<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社




