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<新興国eye>前週のブラジル株、中銀の利上げ幅縮小観測で3週続伸=BRICs市況
2022-08-08 10:12:00.0
前週(1−5日)のブラジル株式市場は5日のボベスパ指数が前日比0.55%高の10万6471.92、週間ベースでは7月29日終値比3.21%高となり、3週続伸した。
週明け1日の指数は反落して始まった。台湾情勢を巡る米中対立の激化懸念や、米製造業関連指標の悪化、7月貿易黒字が54億4400万ドルと、黒字幅が市場予想を下回ったことなどが売り材料となった。
2日は反発し、週末5日まで4連騰した。
2日は、原油高を受け、資源セクターが買われたほか、6月鉱工業生産が市場予想を下回ったことで景気対策期待から買い優勢となった。
3日は、欧米株高を受け、ブラジル市場でも買いが優勢となった。
4日は、ブラジル中銀が前日引け後に政策金利を0.50ポイント引き上げ13.75%とすることを決定。市場予想通りだったことに加え、次回9月会合では、「より小規模の調整(利上げ幅の縮小)が必要」と小幅利上げを示唆したことが好感された。
5日は、米7月雇用統計が強い内容となり、FRB(米連邦準備制度理事会)が次回9月会合で0.75ポイントの大幅利上げを実施する観測が強まったが、米株市場でNYダウが上昇したことを受け、ブラジル市場でも買いが強まった。鉱山大手ヴァーレや国営石油大手ペトロブラスなどの資源セクターが上昇したことも支援材料となった。
今週(8−12日)の株式市場は、ウクライナ情勢や西側諸国の対ロ追加制裁、台湾情勢巡る米中関係、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治動向、財政規律問題も注目される。主な経済指標の発表予定は9日の7月IPCA(拡大消費者物価指数)や10日の6月小売売上高、11日の6月サービス業成長率など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、上場MSエマ<1681>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




