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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、ゼロコロナ政策堅持を嫌気し反落=BRICs市況

2022-08-01 10:01:00.0

 前週(7月25−29日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の29日終値が22日終値比0.51%安の3253.238となり、反落した。

 週明け25日の指数は3営業日続落して始まった。新型コロナ感染が再拡大中の深センで市内の工業団地の防疫体制が強化されたことが嫌気された。

 翌26日は急反発。資金繰りが悪化している不動産業界に対し、政府が最大3000億人民元(443億9000万ドル)規模の基金設立を検討しているとの一部報道を好感したほか、中国の薬品管理当局がコロナ感染症の経口治療薬を条件付きで販売を許可したことも買い材料となった。

 27日は小反落。IMF(国際通貨基金)が最新の世界経済見通しで、中国の22年GDP(国内総生産)成長率見通しを下方修正したことが嫌気された一方、6月工業企業利益が前年比0.8%増と、5月の同6.5%減から増加に転じたことで買い戻しが入り、下げは限定的となった。

 28日は反発した。資金不足に陥り、建設工事が中断しているマンション「爛尾楼(ランウェイロウ)」の工事再開を促すため、政府が銀行に1兆人民元規模の融資を促す方針が伝えられ、これを好感した買いが優勢となった。

 週末29日は急反落。中国共産党の中央政治局会議で「ゼロコロナ」政策を堅持する方針が示されたことを嫌気し、観光関連株が急落、指数の下げを主導した。

 今週(1−5日)の株式市場は引き続き、新型コロナ感染再拡大や米中関係、世界経済の動向、海外の金融市場の動向、国内では景気対策、人民元相場、石炭や原油などのコモディティ相場も注目される。主な経済指標の発表予定は1日の7月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)や3日の7月財新サービス業PMIなど。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>
提供:モーニングスター社