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<新興国eye>前週のブラジル株、海外株高・通貨レアル高・原油高を好感し続伸=BRICs市況
2022-07-11 09:58:00.0
前週(4−8日)のブラジル株式市場は8日のボベスパ指数が前日比0.44%安の10万0288.94、週間ベースでは1日終値比1.35%高となり、続伸した。
週明け4日は反落し、翌5日は続落。
4日は、米株市場が「独立記念日」祝日で休場となったため、ブラジル市場では積極的な買いが控えられ、マイナス圏で引けた。また、大統領選まであと3カ月となる中で、財政支出の伸びをインフレ率以下に抑制する憲法補足法案(PEC)の改正による、412億レアルの政府投資拡大法案が下院の承認待ちとなっていることもあり、神経質な取引となった。5日は、欧州市場が下落し、ブラジル市場でも売りが優勢となった。通貨レアル安の進行も嫌気された。
6日は反発し、7日は続伸した。
6日は、押し目買いや値ごろ感による買い戻しが活発化した。特に、欧米市場の上昇が好感され、ブラジル市場でも買いが優勢となった。ただ、レアル安の進行や中国での新型コロナ感染再拡大が懸念材料となり、上値が重くなった。7日は、海外市場が上昇したことや、レアル高、原油・鉄鉱石相場の上昇がブラジル市場の追い風となり、買いが優勢となった。
週末8日は反落。海外市場が下落し、ブラジル市場でも売りが強まった。世界景気後退懸念や、予想を上回る強い米6月雇用統計の発表後、米国の大幅利上げ懸念が強まったことが背景。
今週(11−15日)の株式市場は、ウクライナ情勢や西側諸国による対ロ追加制裁、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治動向、財政規律問題が注目される。主な経済指標の発表予定は12日の5月サービス業成長率や13日の5月小売売上高、14日のGDP(国内総生産)の先行きを占う4月IBC―Br経済活動指数、15日の5月財政収支など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、上場MSエマ<1681>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




