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<新興国eye>前週の上海総合指数、コロナ感染拡大や米中関係悪化懸念で6週ぶり反落=BRICs市況
2022-07-11 09:39:00.0
前週(4−8日)の中国株式市場で、主要指標である上海総合指数の8日終値は前日比0.93%安の3356.08となり、週間ベースでは0.25%安と6週ぶりに反落した。
週明け4日は反発。政府による産業支援や消費拡大、雇用安定などの景気対策を好感し、買いが先行した。中国本土と香港のETF(上場投資信託)相互取引「ETFコネクト」が開始されたことも材料視された。また、中国東部で新型コロナのクラスター発生を受け、外出規制が導入された一方で、ヘルスケア関連セクターが買われ、上げを主導した。
5日は反落し、6日も続落した。5日は、米国が中国政府による産業補助金に関する調査を開始するとの憶測が広がり、ハイテク製品への関税が強化される懸念や、中国東部の安徽省でのコロナ感染再拡大も懸念材料となり、売りが優勢となった。6日は、安徽省でロックダウン(都市封鎖)措置が一部導入されたほか、陝西省西安でも7日間の移動制限が実施されたことを受け、景気後退懸念が強まり、売りが優勢となった。
7日は反発。商務部が自動車消費の拡大策を発表したことが好感され、買いが優勢となった。自動車消費対策には中古車販売規制の一部撤廃や新エネルギー車(NEV)の購入支援の期限延長が含まれたため、自動車セクターが買われ、上げを主導した。
週末8日は反落。コロナ感染再拡大懸念が強まり、売りが優勢となった。
今週(11−15日)の株式市場は引き続き、米中関係や世界経済の動向、海外の金融市場の動向、国内では景気対策、人民元相場、石炭や原油などのコモディティー相場が注目される。主な経済指標の発表予定は13日の6月貿易収支や15日の4−6月期GDP(国内総生産)と6月鉱工業生産、6月小売売上高、1−6月都市部固定資産投資、6月住宅価格指数など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>
提供:モーニングスター社




