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<新興国eye>マレーシア中銀、政策金利を0.25ポイント引き上げ
2022-07-07 09:47:00.0
バンク・ネガラ・マレーシア(中銀)は6日の金融政策決定会合で、政策金利である翌日物政策金利(OPR)を0.25ポイント引き上げ、2.25%とすることを決めた。市場予想通りだった。
マレーシア中銀は前回5月会合で、18年1月25日以来、4年4カ月ぶりに利上げを実施していた。今回で利上げは2会合連続となる。
中銀は会合後に発表した声明文で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化し、商品相場に影響を与えていると指摘。「マレーシア経済がプラス成長の見通しとなる中、金融緩和の程度をさらに調整(利上げ)することを決めた」とし、金融政策の正常化の必要性を強調した。さらに、大規模な金融緩和を必要としたコロナ禍の影響は小さくなりつつあるとして、経済成長の見通しに対して前向きな見方を示している。
インフレ見通しについては、「22年は平均で前年比2.2−3.2%上昇、コア指数は同2−3%上昇」と予想した。これは東南アジアでは最も低い見通しとなっている。
今後の金融政策については、引き続き、景気に十分配慮しながら小幅利上げを継続したい考えを改めて強調した。
市場では、中銀が年内にあと1回、0.25ポイントの利上げを実施すると予想している。マレーシアの政策金利はコロナ禍前の3.00%に比べ、0.75ポイント低い水準にある。
次回の会合は9月8日に開かれる予定。
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提供:モーニングスター社




