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<新興国eye>トルコ5月製造業PMI、49.2―業況感3カ月連続50割れも改善の兆し
2022-06-03 10:41:00.0
トルコ商工会議所と米金融サービス大手S&Pグローバル(旧IHSマークイット)が1日発表したトルコの5月製造業PMI(購買担当者景気指数、速報値)は49.2と、4月から横ばいで、3カ月連続で業況感の「拡大」と「縮小」の境目を示す「50」を割り込んだ。50未満は縮小を示す。
サブ指数の新規受注指数と生産指数は4月よりも悪化した。生産指数は6カ月連続で低下。原材料の高騰やトルコリラ安の進行、ウクライナ情勢の余波からくる需要低迷の悪影響を受けた。ただ、ここ2カ月の低下ペースは鈍化し、改善の兆しが見られる。新規受注は8カ月連続で低下。特に輸出受注がトルコリラ安にもかかわらず、2年ぶりの大幅低下となった。欧州景気の鈍化が影響した。
一方、雇用指数は24カ月連続で上昇。企業は生産能力を高める準備として、雇用を増やしている。また、サプライチェーンの寸断の悪影響も4月に比べ大きく緩和した。完成品在庫も9カ月ぶりに増加に転じた。
S&Pグローバルのエコノミスト、アンドリュー・ハーカー氏は、「事業活動をすぐに開始できる可能性を示すいくつかの兆候がある。雇用創出が持続していることは、新規受注がいつ拡大しても、企業は(生産)準備ができていることを意味する」と指摘している。
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提供:モーニングスター社




