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<新興国eye>トルコ1−3月期GDPは前年比7.3%増―市場予想上回る
2022-06-02 10:40:00.0
トルコ統計局が5月31日発表した1−3月期GDP(国内総生産)は前年比7.3%増と、前期(21年10−12月期)の同9.1%増から伸びが減速したが、7期連続でプラス成長となり、市場予想の7.1%増を上回った。
GDPの約70%を占める家計最終消費支出(個人消費)が前年比19.5%増と、前期の同21.4%増から伸びが鈍化した。7期連続の増加となったものの、消費支出額は4四半期(1年)ぶりに前期を下回り、高インフレで買い控えが強まり、消費を抑えた。
GDP押し上げ要因の輸出は前年比16.8%増と、6期連続で増加した一方で、GDP押し下げ要因の輸入は同2.3%増と、前期の同2.6%増に続いて2期連続で増加したが、輸出の伸びが輸入を上回ったため、外需全体としてGDPの押し上げに大きく寄与した。リラ安と世界景気の回復が輸出拡大に寄与している。
このほか、総固定資本形成は同1.1%増と、前期の同0.8%減から3期ぶりに増加。政府最終消費支出も同0.9%増と、前期の同1.9%減から増加に転じた。
生産面では、金融・保険業が前年比24.2%増と、最も高い伸びとなった。次いで情報・通信業が同16.8%増、サービス業が同14.9%増、行政支援などの専門職サービスは同8.9%増、鉱工業は同7.4%増(うち、製造業は7.6%増)、農業は同0.9%増となった。対照的に、建設業は同7.2%減と振るわなかった。
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