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新興国ニュース

<新興国eye>米テスラCEO、インドでのEV工場建設の可能性を否定

2022-05-31 09:54:00.0

 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は28日、自身のツイッターで、インドにEV生産工場を建設する可能性について、インド政府がテスラ車の販売とアフターサービスの提供を可能にする環境を整えない限り、インドに工場を建設しない考えを明らかにした。

 マスク氏はツイッターのフォロワーからの質問に対し、「テスラは、最初に自動車の販売とサービスの提供を(事実上)許さないところに工場を建設することはない」と述べている。

 テスラは19年にインドでEV販売を開始する計画を初めて公表したが、3年経った現在も実現していない。この間、マスク氏はインド政府に対し、テスラ車への輸入関税の引き下げを再三にわたり要求しているが、政府はまだ承認していない。マスク氏は輸入車に対する関税引き下げの実現が工場立地の前提条件との認識を示し続けている。

 マスク氏は1月にツイッターで、「まだ、インド政府との解決すべき問題が山積している」とし、21年7月にもツイッターで、インドでテスラ車の販売を開始したい考えを改めて強調したが、「輸入車への関税が世界で最も高い」と厳しく批判している。インドの輸入車に対する関税率はCIF(保険・輸送費込み)価格で4万ドル超は100%、4万ドル未満は60%となっている。

 最近では、マスク氏は社内に設置した、インド出身のプラシャント・メノン取締役をトップとするプロジェクトチーム「チーム・インド」に対し、インド以外のアジア・太平洋地域や中東地域の市場開拓を指示しており、5月初めにはすでに中東・UAE(アラブ首長国連邦)ドバイへの訪問を開始している。

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提供:モーニングスター社