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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ中銀、26日会合で金利据え置きへ―市場はインフレ連動債導入に注目

2022-05-26 12:06:00.0

 市場では、トルコ中央銀行が26日の金融政策決定会合で、主要政策金利である1週間物レポ金利を14.00%に据え置く見通しが大勢となっている。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが23日に伝えた。

 15人のエコノミスト調査で、全員が26日の会合で据え置きを予想。また、年内は政策金利が現状維持となると見ている。その理由として、4月のインフレ率が前年比69.97%上昇と高水準であるにもかかわらず、中銀の金融政策に介入姿勢を取るエルドアン大統領の型破りの経済政策に変化がないと見ているためだ。ただ、2人のエコノミストは22年後半からインフレ圧力と通貨トルコリラ安が一段と強まるため、利上げに転換すると予想している。

 一方、金融システムでのリラの利用拡大により、インフレ加速要因となるリラの急落を阻止し、物価安定を目指すというリラリゼーション(リラ保有促進)戦略の一環として、インフレ連動債を導入するか注目されている。市場ではインフレ連動債が発行されれば、高利回りとなるため、株や外貨に代わる投資資産となり、リラの需要を押し上げ、リラの上昇を促すと見ている。

 リラリゼーション戦略について、中銀は4月会合で、「経済指標がインフレの恒久的な低下(減速)を示し、中期的な5%上昇の物価目標が達成されるまで、(リラの急落を阻止する)リラリゼーション戦略に基づいて、利用可能なあらゆる金融政策ツールを使い続ける」としており、欧米各国の利上げスタンスとは一線を画す考えを強調している。

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 上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社