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<新興国eye>前週のインド株、上海ロックダウン解除見通しなどを好感し6週ぶり反発=BRICs市況
2022-05-23 09:43:00.0
前週(16−20日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の20日終値は前日比2.91%高の5万4326.39、週間ベースでは13日終値比2.90%高となり、6週ぶりに反発した。
週明け16日の指数は小反発して始まり、17日は大きく値を上げ、続伸した。
16日は、インド準備銀行(RBI)が追加利上げに慎重な姿勢を示したことや、前の週末の米株高を受け、買い安心感が広がった。
17日は、コロナ禍の中国・上海でロックダウン(都市封鎖)の6月解除の見通しを好感。アルミ圧延世界最大手ヒンダルコや鉄鋼大手タタ・スチールが急伸し、指数上げを主導した。
18日は反落し、19日も値を下げ、続落した。
18日は、通信大手バーティ・エアテルが好決算を受けて急伸し、指数は買いが先行したが、銀行セクターが軟調に転じ、指数は急速に上げ幅を縮め、結局マイナス転換した。
19日は、米金融大手JPモルガン・チェースがITセクターの株式投資判断を「アンダーウエート(ベンチマークより少ない組入比率)」に引き下げたことが嫌気され、IT株が急落。指数は20年6月以来約2年ぶりの大幅下落となった。
週末20日は急反発。前日の相場急落から一転して、ほぼ全面高となった。アジアや欧州の株式市場が堅調となり、インド市場でも買い安心感が強まった。ジェネリック医薬品大手ドクター・レディー・ラボラトリーズや自動車大手タタ・モーターズ、鉄鋼大手JSWスチールなどが急伸した。
今週(23−27日)のインド市場は、ウクライナ情勢と西側諸国の対ロ制裁、原油価格の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、インド国内の景気動向、主要企業ニュースが注目される。主な経済指標の発表予定はない。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>
提供:モーニングスター社




