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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、ロックダウン解除見通しや利下げを好感し続伸=BRICs市況

2022-05-23 09:34:00.0

 前週(16−20日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の20日終値が13日終値比2.02%高の3146.567となり、続伸した。

 週明け16日の指数は反落。4月小売売上高、4月鉱工業生産が揃って市場予想を下回り、売り優勢。ただ、コロナ禍の上海がロックダウン(都市封鎖)を6月に解除する見通しを明らかにしたことから、下げは限定的だった。

 17日は反発。上海のコロナ新規感染者数が3日連続でゼロとなったことや、人民政治協商会議(政協)がデジタル経済の促進策について協議を開始したことが好感された。

 18日は反落。北京のコロナ新規感染者数が増加し始め、経済活動規制が強化されるとの懸念が強まったほか、米モルガン・スタンレーが中国の22年成長率について政府目標を下回る予想を発表したことが嫌気された。モルガン・スタンレーは当局のゼロコロナ戦略や景気支援策を疑問視している。

 19日は反発し、週末20日も値を上げ、続伸した。

 19日は、中国乗用車協会(CPCA)が発表した5月1−15日の新車販売台数が前年比27%増になったことを受け、自動車と充電池の銘柄が買われ、指数の上げを主導。上海市の張為・副市長が感染者ゼロ地域で6月初めには多くの企業が活動を再開できると発表したことも支援材料となった。

 20日は、中国人民銀行(中銀)が5年物最優遇貸出金利(ローンプライムレート)を0.15ポイント引き下げ、4.45%としたことが好感された。

 今週(23−27日)の株式市場は引き続き、ウクライナ情勢と西側諸国の対ロ制裁や米中関係、世界経済の動向、海外の金融市場の動向、国内では新型コロナ感染や景気対策、人民元相場、石炭や原油などのコモディティ相場も注目される。主な経済指標の発表予定は27日の4月工業利益など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>
提供:モーニングスター社