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<新興国eye>前週のブラジル株、中国株上昇やレアル高を好感し6週ぶり反発=BRICs市況
2022-05-16 10:52:00.0
前週(9−13日)のブラジル株式市場は13日のボベスパ指数が前日比1.17%高の10万6924.18、週間ベースでは6日終値比1.70%高となり、6週ぶりに反発した。
週明け9日の指数は売り優勢で始まり、10日も値を下げ、4営業日続落した。
9日は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化するとの見通しが広がったことや、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ加速への警戒感、中国のコロナ感染拡大による景気後退懸念などで海外市場が下落し、ブラジル市場でも売りが優勢となった。
10日は、ブラジル中銀が5月会合議事要旨で、次回6月会合で追加利上げが必要になるとの見通しを示したことが嫌気された。
11日は反発し、週末13日まで3連騰した。
11日は、連日の相場下落を受け、買い戻し優勢となったほか、中国でのコロナ新規感染者数が減少したことも支援材料となった。ただ、ブラジルと米国の4月のCPI(消費者物価指数)が高い伸びとなったことを受け、追加利上げ懸念が強まり、上値が重くなった。
12日は、政府がインフレ抑制のため、燃料価格の引き下げを検討しているとの一部報道や、通貨レアルの上昇が好感された。
13日は、海外市場が上昇し、ブラジル市場でも買い優勢となった。特に、中国株が政府による景気支援発言を受け、上昇したことが好感された。
今週(16−20日)の株式市場は、ウクライナ情勢や西側諸国の対ロ追加制裁、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治動向、財政規律問題が注目される。主な経済指標の発表予定は16日のGDP(国内総生産)の先行指標となっている2月IBC−Br(経済活動指数)や17日の5月IGP−10インフレ指数(4月11日−5月10日まで物価変動指数)など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、上場MSエマ<1681>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




